2024年4月4日
・国民生活センターが、特に70歳以上の高齢者を狙った「サポート詐欺」の相談件数が増加していると警告。偽のウイルス警告による詐欺行為が問題となっている。
・サポート詐欺は、ウェブ閲覧中に「ウイルス感染」の偽警告が表示され、電話をかけさせる手口。電話後、遠隔操作ソフトのインストールを指示し、高額な費用を請求するケースがある。
・2023年度の相談件数は前年度比1.3倍増。事例として、100円の支払いが遠隔操作で100万円にされたケースがある。
・高齢者が被害に遭いやすく、「マイクロソフト社」を騙る電話番号への連絡や、インターネットバンキングでの送金指示が新たな手口として増加。
・消費者へのアドバイスとして、警告画面や音が出た際は慌てず、遠隔操作ソフトのインストール後も自分でPCを確認するか、周囲に相談。不安な場合は消費者ホットライン「188」や国民生活センター、警察相談専用電話「#9110」への相談を推奨。
・実際の偽警告画面については、情報処理推進機構（IPA）が体験サイトを提供し、対策を学べる。
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