2024年7月13日
・群馬県安中市は、加齢で心身が衰える「フレイル」をAIで早期発見するサービスを開始。
・中部電力の「eフレイルナビ」を導入し、対象者の自宅の電気使用量を30分ごとに測定、AIがフレイルの可能性を判定。
・フレイルになると自宅にこもりがちになり、消費電力が一定になる傾向があるため、AIが外出回数や睡眠時間も分析。
・市は分析結果を利用者に伝え、フレイルと判定された場合、職員が訪問して体力測定を行い、健康状態の改善を助言。
・このサービスを導入した長野県松本市などでは、住民の意識向上につながり、運動などの予防に取り組む人が増加。
・安中市は事業費184万円を今年度予算に計上し、利用者は無料でサービスを受けられる。
・対象は一人暮らしの65歳以上で、要介護認定を受けていない先着100人。
・希望者は市役所か松井田支所に必要書類を持参して申し込む。
・市高齢者支援課の佐藤美佳主査は「元気なうちに申し込んで、早期発見につなげてほしい」と話している。
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