2024年3月13日
・京都府福知山市で、緊急性が低い患者の搬送を行う初の民間救急サービスが開始された。このサービスは、市消防本部によって認定された介護タクシー業者「チームいずみ」が提供する。
・民間救急は、軽症者の搬送に特化し、専門の乗務員と必要な資器材を備えた車両で運営される。緊急走行は行わないため、赤色灯や赤信号通過の許可はない。
・「チームいずみ」は2017年設立で、福知山市を含む周辺地域をカバーしており、リフトやストレッチャー付き車両で要介護者の移動支援を行っている。
・乗務員は24時間の応急手当て講習を受け、新たな医療機器を車両に搭載し、民間救急としての認定要件を満たしている。
・同社は現在、大型車1台、普通車2台を運用し、認定を受けた乗務員が搬送業務を行っている。
・泉直輝社長は、民間救急としての認定を受けたことで、安心して利用できる事業者としての信頼を得られるとし、サービスの一層の向上を目指すと述べている。
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