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2024/02/21 水曜日 | プロジェクト

2022年、認知症の行方不明者が過去最多の1万8709人に増加、米子市の取り組み

2024年2月20日

・警察庁によると、2022年に警察に寄せられた認知症の行方不明者の届け出は1万8709人で、統計開始から10年連続で増加し、過去最多の数字となった。

・この認知症行方不明者の増加を受けて、鳥取県米子市ではGPS機器の購入を助成する取り組みを開始。2022年に鳥取県で行方不明になった306人のうち、約2割にあたる60人が認知症患者だった。

・米子市は、認知症の人の行方不明を防ぐため、今月からGPS機器の購入やレンタル費用の助成を開始。対象者には、GPS機器の初期費用を最大1万円まで助成する。

・米子市長寿社会課の長門航志主事は、「認知症等の人で行方不明になる可能性のある方の、安全の確保と介護を行うご家族の負担軽減を目的としている」と説明。

・去年8月には、意味性認知症を患っていた荒川泰子さんが行方不明になり、夫の勉さんが行方を捜しているが、新たな情報が得られずにいる。米子市はこれらの取り組みが認知症患者の行方不明を未然に防ぐ一環として期待している。

 

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