北海道・東北地域初、横手市の認知症大使に委嘱
2024年1月18日
・ 横手市在住の神原繁行さん(60歳)が、認知症への理解を広める“あきたオレンジ大使”に北海道・東北地区で初めて任命された。神原さんはかつて精神科の病院で看護部長を務め、58歳の時に若年性認知症と診断された経験を持つ。
・ 神原さんは佐竹知事から18日、県庁で認知症への理解を深めるための活動を委嘱された。オレンジ色は認知症サポーターが身に着けるリングの色であり、認知症支援の象徴となっている。
・ 診断後、運転免許を返納する出来事にショックを受けた神原さんは、自分の役割としてありのままを伝えることを感じ、認知症の人が集まるカフェでの活動を通じて交流している。県内には約6万6000人の認知症患者がいると推定され、佐竹知事は神原さんに対して「体調を見極めながら活動してほしい」と激励した。
・ 神原さんは、認知症であることは恥ずかしいことではないと訴え、自らの思いや日常を発信することで認知症への理解を広める活動を行う。
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