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2024/01/17 水曜日 | プロジェクト

配置薬業界の社長が笑いを通じた認知症予防を提案

配置薬業界の社長が笑いを通じた認知症予防を提案

2024年1月17日

・ 明生薬品工業(富山県射水市三ケ・小杉)の社長、串間篤治さん(45)は、高齢者向けの講演活動をボランティアで行い、笑いを通じた認知症予防を促進している。かつてお笑い芸人としての経験を生かし、学校のテストでの子どもたちの「珍解答」を絡めた軽妙なトークで高齢者たちに笑いを提供し、「笑って免疫力を高めつつ、頭も使い、元気になってほしい」と語っている。

・ 串間さんは宮崎県出身で、高校卒業後は福岡県を拠点に吉本興業のピン芸人として活動。結婚を機に20代半ばで引退し、配置薬販売の仕事に転身。妻の家族が富山に住んでいた縁で、2011年に富山に移住し、明生薬品工業に入社した。

・ 2022年末に社長に就任し、会社をPRする新たな活動を模索していた串間さんは、高齢者たちの認知症に対する不安や悩みを聞き、講演「笑いの力と脳の体操」を企画。2023年7月から本格的に活動をスタートさせ、老人クラブなどでテストの解答を面白おかしく伝えながら、健康に関する出題や知識を交えて講演を行っている。これまでに射水市と高岡市の10カ所で開催し、好評を博している。

・ 配置薬業界は高齢化や医薬品の不正製造などにより厳しい状況にあるが、串間さんは「会社だけでなく、配置薬自体を身近に感じてもらい、業界のイメージ回復にもつなげたい」と意気込んでいる。

 

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