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2024/01/08 月曜日 | プロジェクト

介護福祉士・岡上雄也さんが活躍する高知市「がっかり名所」はりまや橋

介護福祉士・岡上雄也さんが活躍する高知市「がっかり名所」はりまや橋

2024年1月7日

・ 札幌市時計台、オランダ坂と並び「日本三大がっかり名所」と称される高知市のはりまや橋で、観光客を誘う新たな動きが起きている。

・ 1年前の1月2日、ツルツルの黒い頭にギョロリとした目、むき出しの歯を持つ「はりまとやばし」の2体が登場。最初は気味悪がられ、無視されたが、SNSなどで「キモカワイイ」という評判が広がり、現在では各地のイベントに出演している。

・ 「もうがっかりと言われるのは嫌だ」と怒って出てきた双子の妖精で、見た目は怖いけど優しい心の持ち主とされる「はりま」の下尾仁さん(54)は、約10年前に描いたイメージ画を元にしたもので、カフェを経営しながら活動している。

・ 下尾さんは劇団でも活躍し、店で2か月に1度のイベントも行っており、それを知った介護福祉士の岡上雄也さん(35)が着ぐるみ姿でイベントに参加。岡上さんのひたむきな芸に感銘を受け、妖精のコスチュームを手作りして共演するようになった。

・ 昨秋にはご当地キャラのイベントなどに引っ張りだことなり、活動費に充てようとキーホルダーなどを作ると、愛知や沖縄からの観光客が購入しに店までやってきた。

・ 高知大学地域協働学部の学生たちが、橋周辺の観光客を「勝手にガイド」する取り組みも行っており、橋の歴史を説明しながら案内することで観光客の印象を変え、面白いと好評を得ている。

・ 岡田さんらはJR四国と連携し、はりまや橋周辺の案内を盛り込んだツアーも企画中で、案内役には「はりまとやばし」を起用する予定だという。

・ 下尾さんや今城さんらの10年来の思いが、今なぜか動き出した。「妖精」の不思議な力を感じた。(上田昌義)

・ 現在の朱塗りの木製橋は、1998年に周辺の公園整備に伴って造られた。元々は江戸時代に私設の木製橋として架けられ、明治末期には鉄製の青い橋になり、戦後には御影石の橋が建造された。58年には南国高知総合大博覧会に合わせ、御影石の橋に朱塗りの木製欄干が設置された。はりまや橋は、59年にペギー葉山さんが歌った「南国土佐を後にして」の大ヒットで有名になった。

 

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