2023年9月4日
・奈良県河合町の老人ホーム、「奈良ニッセイエデンの園」が軟骨伝導イヤホンを入居者向けに導入。
・このイヤホンは耳の聞こえにくい高齢者とのコミュニケーションをサポートするための取り組みの一環。
・軟骨伝導イヤホンは、奈良県立医科大学の細井裕司学長によって開発された技術を用いており、耳の軟骨を振動させて音を伝える特長がある。
・従来の補聴器と比較して音漏れが少なく、長時間使用しても快適な利用が期待されている。
・細井学長によれば、日本全国には耳の聞こえにくい高齢者が約１４００万人おり、そのうち補聴器を使用していないのは約１２００万人。
・軟骨伝導イヤホンを通じて、高齢者がコミュニケーションを円滑に取ることができ、認知症予防にも寄与する可能性があるとされている。
・入居者からは、新しいイヤホンに対する期待と興奮が寄せられており、コミュニケーションの向上が期待されている。
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