2024年2月15日
・盛岡市保健所管内の高齢者施設と教育・保育施設の5つで感染性胃腸炎が集団発生し、園児と職員を合わせて72人が嘔吐や下痢の症状を訴えた。今年度の県内の感染性胃腸炎の集団発生は66件で、前年同時期の94件から減少している。
・盛岡市保健所によれば、高齢者施設では2月3日から9日までの期間に、利用者9人と職員5人の合計14人が嘔吐や下痢の症状を訴えた。教育・保育施設では在籍者が100人以上の3つの施設と150人以上が在籍する1つの施設で、園児と職員合わせて58人が同様の症状を訴えた。
・報告によれば、いずれの施設も重症者はおらず、症状のある人は回復又は回復傾向にあるとされている。感染性胃腸炎の集団発生は盛岡市保健所管内で33件となり、前年同時期の28件から増加している。
・盛岡市では、2月5日から11日までの1週間の1定点医療機関あたりの感染者数が前の週より増加しており、市は社会福祉施設や各家庭で手洗いや消毒を徹底して感染予防を呼びかけている。
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