2023年7月24日(感染)
・大分県
・マダニにかまれて感染症を発症する患者が県内で増えている。
・今年に入って24日までに重症熱性血小板減少症候群(SFTS)8件、日本紅斑熱6件の届け出
・それぞれ過去最多
・マダニの活動が活発な時季が続いているため、県は「野山に入る場合は肌を露出しないよう長袖長ズボンを着用してほしい」と呼びかけている。
・大分県によると、いずれの感染症もマダニが媒介する。
・発熱などを伴い、重症化すると死に至ることもある。
・SFTSは2013年から統計を取り始めた。
・今年の患者数は、これまで最も多かった20年と22年の7件を既に上回っている。
・1999年から調査を始めた日本紅斑熱も最多だった21年と22年の4件を超えた。
・今年の患者は30~80代の男女。
・それぞれ農作業や草刈りなどをしていた際に刺されたとみられる。
・発症後、ほとんどの人が入院した。死亡の報告はない。
・月別で見ると、5月に計8件の届け出があった。6月と7月も計2件ずつ確認されている。
・国によると、全国的にマダニ媒介感染症が増えているという。
・県感染症対策課は「マダニ自体の個体数が増えているのかは不明。裏庭やあぜ道にも生息しているので、虫除け剤を使うなど対策を取ってほしい」と話した。
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