マイナ保険証アプリの問題による情報誤提供事案について
2025年1月月23日
厚生労働省は、マイナ保険証読み取りアプリの問題により、患者の処方薬情報が意図的に反して医療機関へ提供される事件が発生したことを発表した。
≪事項重要≫
・影響範囲:最大37人(確認済み26人、可能性のある事例11人)
・発生期間:2023年10月16日~2024年1月15日
・原因:スマートフォンアプリのプログラムの不具合
・判明経緯:訪問看護ステーションからの報告(2023年12月)
本来、このシステムでは患者が情報提供の適切を選択できる仕様だが、不同意の設定が正しく反映されない事態が発生した。開発元の富士通による調査後、厚生労働省は再発防止策を実施している。