2022年7月1日（逮捕・わいせつ略取と準強制性交）
自身が院長をつとめる美容クリニックの女性スタッフに、睡眠薬を飲ませ意識をもうろうとさせたうえで、自宅に連れ込みわいせつな行為をした疑いで、警視庁は美容外科医の竹沢章一容疑者（42）=東京都中央区=をわいせつ略取と準強制性交等の疑いで逮捕し、1日発表した。竹沢容疑者は「弁護士に話してから話す」と供述しているという。
朝日新聞デジタル
容疑者 医師 竹沢章一（42）=東京都中央区勝どき
東京都江戸川区西小岩3-31-15 東京ミッドクリニック 院長
被害女性の体内からは薬物が検出
捜査1課によると、竹沢容疑者は4月4日午後、20代女性と食事した際に女性の食べ物に睡眠作用のある薬物を入れて意識をもうろうとさせ、自宅に連れ込んでわいせつな行為をした疑いがある。女性は竹沢容疑者が院長を務める美容クリニックで働くスタッフで、「レストランで急に記憶が無くなった」などと説明。体内からは薬物が検出されたという。女性は記憶がなくなる直前に、トイレなどで席を離れていて、竹沢容疑者はその隙に睡眠薬を入れた可能性があるという。
上司である竹沢容疑者の自宅で被害者女性の意識が戻る
女性は事件当時、竹沢容疑者の誘いで中央区内のレストランで２人で食事していた。２人での食事は初めてで「上司からの誘いで断り切れなかった」と話しているという。女性は翌5日午前1時ごろ、竹沢容疑者の自宅で意識が戻り、警察に相談して被害が発覚した。
認否は留保「弁護士に話してから話す」
竹沢容疑者の周辺からは警察に同様の被害相談があり、同課が調べている。「弁護士に話してから話す」と供述しているという。竹沢容疑者は調べに対し、「弁護士と話してから話す」と認否を留保している。
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