2024年4月7日
・大阪狭山市の社会福祉法人ラポール会は、介護スタッフとして外国人の雇用を拡大している。現在、320人のスタッフ中約90人が外国人で、主にミャンマー出身者である。
・同法人は2016年から外国人採用を開始。2019年にはネパールとベトナム出身の学生、フィリピン出身の技能実習生を雇用した。
・外国人スタッフは日本人と同等の待遇を受け、夜勤を含む勤務を行っており、研修の充実により離職率は10％未満と低い。
・ラポール会は、介護スタッフの不足を補うため、厨房や送迎スタッフとしても外国人を採用している。
・外国人スタッフの日本語能力と仕事の質は向上し、利用者とのコミュニケーションも改善されている。
・外国人スタッフの長期勤務を促進するため、日本語教師や通訳者を雇用し、介護福祉士試験の合格を目指す講座も提供している。
・ラポール会では、外国人スタッフの採用を強化し、日本人スタッフの採用が困難な状況を克服している。
・介護特定技能労働者として3年以上の実務経験を持つ外国人は、介護福祉士試験に挑戦し、合格すれば長期勤務が可能となる。
・外国人介護人材の採用は、経済連携協定（EPA）の締結により、2008年から可能となり、特定技能制度を通じてさらに拡大している。
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