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2024/02/07 水曜日 | 行政,労務問題

ケアマネ対医療連携改定のポイント

2024年2月6日

・東京都では、ケアマネジメントにおける医療連携に関する改定が発表された。以下、主な改定ポイントを整理する。

【入院時情報連携加算】
・入院医療機関への利用者情報提供タイミングが短縮され、入院当日および入院日以前へ変更。
各単位数が引き上げられた。

【通院時情報連携加算】
・歯科医師の診療時の同席・情報連携が対象に追加。
・単位数に変更はない。

【ターミナルケアマネジメント加算】
・対象疾患を「末期がんに限定しない」へ見直し。
・別途、終末期の医療ケアの方針に関する利用者・家族の意向把握が必要。

【特定事業所医療介護連携加算】
・ターミナルケアマネジメント加算の改定に伴い、算定回数が「5回以上⇒15回以上」へ引き上げ。

【ケアプランに訪問・通所リハビリを位置づける際の取扱い】
・「主治医」には「入院中の医療機関の医師」も含まれる。

・これらの改定に注目すべきポイントは、特に入院時情報連携加算である。これにより、ケアマネ側の情報提供の迅速化が求められる。診療報酬の動向や入院医療機関の実務において、ケアマネ側の迅速な情報提供が影響を与える可能性がある。

・また、入院前からの支援を評価する入院時支援加算にも注目が必要だ。2024年度の改定では、退院支援計画の内容拡充が求められ、ケアマネ側の入院前の情報提供がカギとなる。

・地域包括診療料や診療報酬の見直しにより、ケアマネ側の加算が拡充されている。これにより、医療機関側のインセンティブも変化する可能性がありる。ケアマネと医療機関の連携において、これらの変化に適切に対応することが求められる。

 

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