2023年8月18日
・兵庫県宝塚市の介護老人保健施設での大規模クラスター発生に伴い、女性職員がうつ病を発症。
・西宮労働基準監督署が労災認定を行い、コロナ対応のストレスによる労災事例が浮上。
・女性は事務職であったが、隔離病棟での介護や遺体の運搬業務を命じられた。
・代理人弁護士によれば、コロナ対応のストレスが原因での労災認定は珍しいケース。
・施設内でクラスターが発生し、女性は感染者の介護や遺体の運搬業務を防護服を着用して行うよう指示された。 ・元の職場に復帰後も行政対応やワクチン接種業務で時間外労働増加。月50時間以上の労働を行った。
・食欲不振や不眠などの症状を訴え、休職。その後、うつ病と診断され労災認定を受ける。
・厚生労働省は、感染症等で高いリスク業務の精神障害労災認定基準見直し検討中。
・9月上旬に通達を予定し、新たな基準での運用を改める方針。
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