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2025/04/23 水曜日 | 貢献・手柄

AI×リハビリで失語症に挑む 当事者が開発する音声トレーニングアプリ

AI×リハビリで失語症に挑む 当事者が開発する音声トレーニングアプリ

AI×リハビリで失語症に挑む 当事者が開発する音声トレーニングアプリ

2025年4月23日(水)

・脳卒中の後遺症で失語症を抱えた東京都の石渡達也さんが、AI技術を活用したリハビリアプリ「スピーチ・リンク」の提供を目指している。

・このアプリでは、自己紹介や雑談などのテーマで約10分間話すと、言葉の明瞭さや表現の豊かさなど5つの観点でAIが自動採点する。

・会話の練習だけでなく、言語聴覚士によるオンラインレッスン機能も備えており、専門的な指導を受けながらトレーニングできる。

・開発には、仕事を通じて知り合ったエンジニアや、専門知識を持つ言語聴覚士が関わっている。運営資金はクラウドファンディングで集め、今年9月のリリースを目指している。

・石渡さんはアマゾン関連会社などでIT業界の第一線で活躍していたが、2020年に脳卒中を発症し、右半身麻痺とともに失語症に見舞われた。

・退院後も「ホタルイカを取って」と言い間違えるなど、言葉の不自由さに強いもどかしさを感じた。復職後も従来のように働けないと実感し、自ら退いた。

・言語聴覚士との訓練時間が限られる中、十分に練習できず焦りを感じたこと、そして地方では訓練機会すら得にくいという現実が、アプリ開発の原動力となった。

・石渡さんは「AIを使えば、誰でも気軽に繰り返し練習ができる。オンラインの助言も組み合わせることで、リハビリの効果を高められる」と話す。

・資金募集は4月30日まで、クラウドファンディングサイト「For Good」で実施中。

・失語症は脳の言語中枢が損傷することで発症する高次脳機能障害の一種で、国内では約50万人が影響を受けているとされる。重度の場合、聞く・話す・読む・書くすべてが困難になる。

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