三重の社会福祉法人汚職事件、元理事長が無罪主張 共謀者は罪を認め即日結審
2025年1月月28日
・三重県鈴鹿市の社会福祉法人「かがやき福祉会」を巡る汚職事件で、元理事長の四宮慶太郎被告が収賄罪で起訴され、津地方裁判所で初公判が行われた。
・四宮被告は「金銭の受け取りは事実だが、役員交代の見返りとして受け取った認識はない」と無罪を主張した。
・一方、共謀者とされる吉岡百々代被告は起訴内容を全面的に認め、検察は懲役1年6月を求刑。弁護側は深い反省を理由に執行猶予を求め、公判は即日結審した。判決は2月20日に言い渡される予定。
・検察の冒頭陳述によると、両被告は共同で購入した「かがやき福祉会」が赤字経営に陥ったことから売却を決意した。
・2022年2月、四宮被告と吉岡被告は共謀し、購入希望者の金田充史被告から指定役員への交代を条件に計3500万円を受け取った。
・理事会を開催しないまま虚偽の議事録を作成し、役員変更を進めたとされる。この行為について検察は「社会福祉事業への信頼を損なう悪質な行為」と批判した。
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