2020年2月18日(医療事故・判例)
・島根大学医学部附属病院
・島根県出雲市塩冶町89-1
・入院していた60代の島根県の女性が死亡したのは、主治医が経鼻チューブを誤挿入したのが原因として、遺族が約2,640万円の損害賠償を求めた訴訟
・2020年2月17日、松江地裁(堀部亮一 裁判長)は、島根大学医学部附属病院側に2,200万円の賠償を命じる
・2010年1月、鼻腔栄養のための経鼻チューブを交換する際、主治医が誤って肺に挿入
・さらに薬を注入したため、呼吸状態が悪化、嘔吐物の誤嚥を起こし、肺炎で死亡
・島根大学医学部附属病院側は、誤挿入の事実はないなどと反論していた
・島根大医学部総務課「主張が認められず大変残念。今後の対応については検討したい」