2022年6月3日 不起訴処分不服 名古屋検察審査会に審査申し立て
愛知県東浦町の障害者施設「なないろの家」で2019年3月に入所者の男性(49)が死亡した事件
傷害致死の疑いで逮捕された元職員水野有幸受刑者(47)を名古屋地検は不起訴とした
不起訴処分を不服として、男性の遺族が検察審査会に審査を申し立てた。
不起訴処分を不服として、男性の遺族が検察審査会に審査を申し立てた。
・水野受刑者は、同じ施設で別の入所者2人への傷害罪で2021年9月から服役中(懲役2年4カ月)
・判決確定後の2021年11月、愛知県警が男性に対する傷害致死の疑いで再逮捕
・名古屋地検は不起訴にした。地検は遺族に「死因と暴行の因果関係の立証が難しい」などと説明
・判決確定後の2021年11月、愛知県警が男性に対する傷害致死の疑いで再逮捕
・名古屋地検は不起訴にした。地検は遺族に「死因と暴行の因果関係の立証が難しい」などと説明
・遺族は、不起訴処分を不服として、6月3日に検察審査会に審査を申し立てた。
・遺族は
「施設で暴力におびえながら暮らしていたかと思うと、許せない」
「このまま罪に問われないのは納得できない」
「このまま罪に問われないのは納得できない」
「元職員が暴行を認める供述をしていた時期もあったと聞いている」
「裁判で真実を明らかにしてほしい」としている。
<過去記事 ↓>
朝日新聞デジタル
2020年12月4日(逮捕・傷害)
・障害者グループホーム
・愛知県東浦町
・2020年12月4日、愛知県警は、愛知県東浦町 障害者施設の元職員 水野有幸 容疑者(45)を逮捕
・2019年7月、障害者施設において、知的障害の男性入所者(当時54)の腹を蹴り、大怪我をさせた疑い
・2019年9月、病院が警察に通報「障害者が搬送されてきたが、虐待の恐れがある」
・男性は一度退院したが、2019年10月31日に死亡
・この障害者施設では、他にも救急搬送後に死亡したり、重傷を負ったりした入所者がいることが判明
・水野容疑者は、2014年7月~2020年7月まで、介護の臨時職員として勤務
・事件当日は1人で当直勤務
・水野容疑者「日頃のストレスがあり、イライラして蹴った」
↓
・2021年11月12日、愛知県警は水野有幸 容疑者(45)を傷害致死の疑いで再逮捕
・逮捕は計4回
・傷害罪で懲役2年4月の実刑が確定
↓
・一貫した容疑否認のため、傷害致死容疑は、不起訴となる公算が大きい
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