2024年2月6日
・ 永平寺町の特別養護老人ホームで発生した22年9月の事件で、元介護士の松村幸範被告(41)が入所者の男性を殺害しようとしたとして殺人未遂の罪に問われた裁判員裁判の初公判が行われ、松村被告は起訴内容を認めた。(2月6日)
・ 起訴状によれば、松村被告は勝山市荒土町の会社員で、22年9月、永平寺町の特別養護老人ホームで勤務中、入所者の90代の男性の頭にビニール袋をかぶせて殺害しようとしたとされている。
・ 初公判で松村被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
・ 裁判では量刑が争点となり、検察側は松村被告が事前に自然死にみせかける殺害方法を調べていたことなど、「犯行の計画性」を指摘した。
・ 一方、弁護側は被告がフロアリーダーや危機管理を担当する委員長などを務め、多重労働で追い込まれていたと主張し、減刑を求めた。
・ 判決は今月15日に言い渡される予定だ。
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