横領・懲戒：元施設長３４００万円着服　山形の社会福祉法人

・山形県山形市
・社会福祉法人「輝きの会」
・同法人福祉施設で、元施設長の４０代男性が着服
・約１０年間にわたり自身の給与を水増しして申請し、計約３４００万円を着服していた
・別の職員が給与台帳を確認して発覚し、７月に懲戒免職とした。
・同会は業務上横領容疑で山形県警に刑事告訴する方針。

・２０１３年９月から２２年８月にかけて、ほぼ毎月自身の給与を数万～数十万円多く申請していた。
・給与担当だった時期に水増しを始め、２２年４月に施設長になった後も続けた。
・責任者の決裁を受ける前に適正な書類に差し替え発覚を逃れていた
・今年５月、別の職員が決裁日よりも後に印刷された資料があることに気付いた。

・元施設長は「出来心だったが、エスカレートしてしまった」と着服を認め、返済の意思を示しているという。