2019年10月11日(横領・私物化)
・特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービス
・兵庫県明石市
・社会福祉法人
・男性施設長(46)による法人クレジットカードの不正使用や使途不明金などが見つかる
・理事会議事録の偽造、改ざん、役員報酬の不適正支給も指摘
・一連の不正は、2019年5月~9月に行われた計3回の明石市の特別監査で発覚
・2017年11月~2018年8月、法人が所有するクレジットカードで、私物を計7回、約166万円を購入
・2018年6月~2019年2月、経理規定に違反し、法人の預金から計14回、現金計約412万円を引き出す
・施設長「使用目的があった」と説明
・ただし、具体的な使用目的の説明がなく、領収書もないため、使途不明金と認定
・2011年8月からの月額50万円の施設長報酬
・2011年3月の理事会で決定されたことになっているが、理事会は開催されておらず、施設長が偽議事録を作成
・明石市が改善を求める行政指導、2019年11月15日までに報告書の提出を求める
・クレジットカードの適正な管理、役員報酬の返還、議事録の改ざん防止 など6項目
・社会福祉法人の理事会は2019年10月9日付で施設長職を解任
・社会福祉法人「今は何も申し上げられない。市からの通知については現在、弁護士と協議中で、しかるべき対応をしていく」