2024年3月5日
・熊本市北区に、パーキンソン病患者専用の住宅型有料老人ホーム「PDハウス光の森」が開設された。これは、進行性の神経難病であるパーキンソン病に特化した施設である。
・「PDハウス光の森」は、ドーパミンの減少により身体の動きに支障が出るパーキンソン病の症状を考慮した設計が特徴。広々とした廊下や食堂、症状に合わせたトイレなどが整備されている。
・施設内には、転倒リスクを減らすための最新システムが導入され、看護師や介護士、リハビリスタッフが常駐している。また、専用のリハビリ室で専門医が監修したプログラムを受けることが可能だ。
・入居者は現在35人で、60代から90代の県内外の人々が暮らしている。入居者は個室で生活し、食事やトイレは共用施設を利用する。
・この施設は、石川県金沢市に本社を置く「サンウェルズ」が運営しており、パーキンソン病など特定の神経難病を持つ要介護認定者が入居できる。
・「サンウェルズ」は、高齢化社会に対応し、今後も特化した施設のニーズが増えると見込んでおり、熊本県内だけでなく全国への規模拡大を目指している。
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