2024年2月13日
・福島市飯野町にある介護用品専門店「くらしと介護のサポート 道しるべ」が1月28日にオープンした。
・経営は管工事業を手がける「中央設備」（福島市松川）。同店は介護洋品の販売や住宅改修、バリアフリー工事相談に応じる他、認知症患者や家族が集う「オレンジカフェ」や地域に暮らす小中学生向けの学習スペースも運営する。
・オープンの背景について、店長の阿曽ルミさんは「今回の空き店舗は社長の元実家で、昨年まで衣料用品店を営んでいた。飯野町商店街は高齢化が進んでおり、実家の空き店舗を活用して地域のにぎわい創出に貢献できればと考え、オープンに踏み切った」と述べる。
・阿曽さんは学生時代に住宅福祉を学び、店名の由来については「幼少期に曽祖父や曽祖母と過ごすことが多く、お年寄りが好きで福祉の道に進むことを決めた。福祉の道に進んだ際に福山雅治さんの『道しるべ』という曲に感銘を受け、店名はそこからきた」と語る。「お年寄りの道しるべになりたいという思いも込めている」と付け加える。
・オープン後、阿曽さんは「介護はする側も受ける側も普段は言えないことを抱えていると思う。そんなことを気軽に相談できる場所にしたい。店に来ることで、皆が笑顔で元気になれるような場所を目指したい」と抱負を述べた。
・営業時間は9時～18時で、日曜・祝日と第2土曜が定休日。
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