厚労省発表、一般病棟用「重症度、医療・看護必要度」の見直しで医療機関の充足に影響
2024年1月16日
・ 厚生労働省は1月10日の中央社会保険医療協議会で、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の見直しに関するシミュレーション結果を報告。最も厳しい見直しの場合、2割近くの医療機関が施設基準を満たせなくなる可能性が明らかになった。
・シミュレーション結果の主な内容:
1.見直し内容: 急性期一般入院料1で最も厳しい見直しを行った場合
2.影響: 見直し後に施設基準を満たせなくなる医療機関の割合が増加
(A) 基準値1:15%、基準値2:24% → 4.7%
(B) 15%、28% → 19.5%
(C) 18%、24% → 6.6%
(D) 18%、28% → 19.8%
3.最も緩い見直し案4の場合: 基準2を28%に設定した場合、約1割超の医療機関が施設基準を充足できなくなる。
・診療側の反応:
シミュレーション案は医療経営への影響が大きすぎるとして、影響の少ない別案の検討を要望。
支払側は最も厳しい内容の見直し案1を支持。
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