東京都、介護職給与引き上げの新策を発表
2024年1月9日
・ 東京都は介護職の給与を月1万円から2万円引き上げる新たな独自策を発表。
・ 対象は都内で働く全ての介護職員とケアマネジャーで、居宅介護支援も含まれる。
・ 相対的に給与水準の低い層にリソースを重点配分する特徴的な仕組みで、勤続年数が5年以内の介護職員には月額2万円、6年目以降の介護職員や全てのケアマネには月額1万円を「居住支援特別手当」として支給。
・ 障害福祉サービスの介護職にも同様の仕組みを導入して給与引き上げを行う。
・ 東京都は介護職の処遇改善と人材確保を図り、生活コストの高さを考慮して来年度から独自策を実施することを決定。
・ 勤続5年以内の介護職員を優遇し、仕事の魅力を高めて入職者の増加・定着に繋げる狙いがある。
・ 来年度の予算案には414億円の事業費が盛り込まれ、国が介護職の処遇を見直すまでの間、賃上げを継続する方針。
・ 介護分野で働く約15.4万人の介護職員と1.4万人のケアマネが独自策の対象となる。
・ 東京都と都民ファーストの会の後藤なみ都議は、「介護職員に広く支給できる制度と同時に、ケアマネジャーも含めることにこだわった。政府には早急な処遇改善を促す一環として期待している」と述べた。
介護データベース
介護業界の様々な情報をまとめたデータベース
医療アラウンド
医療業界の様々な情報をまとめたデータベース
お薬タイムズ
お薬の様々な情報をまとめたデータベース
