・全国展開する老人ホーム運営会社サンウェルズが、約28億円に及ぶ診療報酬の不正請求の疑いで調査を受けている。
・同社は19都道府県で63施設を運営しており、内部調査の結果、不正請求の実態が明らかになった。
・報告書によると、訪問看護において、人数や回数を偽る手口で診療報酬を不正に水増ししていた疑いがある。
・サンウェルズは入所者一人当たりの月間診療報酬に目標値を設定し、パーキンソン病専用ホームを中心に高額請求を行っていた。
・加えて、入所者紹介業者に対し、一人当たり100万円という高額な紹介料を支払っていた事実も判明している。
・同社は現在、高額な紹介料を伴う紹介は受けない方針を示している。