2023年8月21日
・人材派遣大手のパソナが新型コロナウイルスワクチンのコールセンター業務で、大阪府と兵庫県の3市に約10億円を過大請求していた問題。 ・再委託先のエテルのオペレーターがワクチン業務以外の電話にも応対していたことが判明。事実を女性従業員が証言。
・パソナも事案を調査し、過大請求額に含めると発表。
・パソナは大阪府枚方市、吹田市、兵庫県西宮市でワクチン接種業務を受注。
・エテルはオペレーターの人数を水増しして虚偽報告し、契約に違反。
・パソナは過大請求額10億8000万円を返還。
・ワクチン関連業務を担当するコールセンターには女性従業員が従事。
・一部のオペレーターはワクチン以外の健康食品や化粧品の電話対応も行っていた。
・人手不足の時期にはワクチン業務を担当するオペレーターが他の業務にも応対。
・女性従業員はエテルの指示で旅行情報サイト関連の電話に対応。
・「ワクチンを希望する人を助ける仕事だと思っていたが、実態は違った」と述べ、真相究明を求める。
・パソナはエテル側の指示により、ワクチン業務以外の業務が行われていたと認識。過大請求額に含める。
・エテルはそのような事実は確認していないとコメント。