2024年2月8日
・長崎市で発生したグループホーム火災から8日で11年が経過した。午前10時、火災現場である長崎市東山手町にて、認知症の高齢者ら5人が犠牲になった事件の追悼が行われた。遺族が訪れ、花を手向け、手を合わせた。
・火災は2013年2月8日の午後7時半ごろに発生。グループホーム「ベルハウス東山手」の2階中央の居室で、リコール対象となったTDK製の加湿器(KS-500H)から出火。当時の入居者である77歳から90歳の女性5人が死亡した。
・火災の被害者である飯田光一さん(66)は、叔母が犠牲になった一人であり、「グループホームも終の棲家として家族も預けるんだから、スプリンクラーの防火設備や建物の避難経路に対して、本当に終の棲家として安心して家族が預けられる場所になってほしいと思ってます」と述べた。
・TDKは、火元となった「KS-500H(1998年製)」などの加湿器の回収を進めている。
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