行政処分：社会福祉法人・象潟健成会　介護報酬1億5800万円を不正受給　秋田・にかほ市

・秋田県にかほ市象潟町の社会福祉法人が運営する2つの介護施設
・介護報酬約1億5800万円を不正に受け取っていた
・社会福祉法人・象潟健成会が運営するショートケアセンター蕉風苑とショートケアセンター合歓（ねぶ）
・2019年4月から2022年6月まで、定員を最大で数人超える利用者を受け入れていた。

・定員を超えた場合、介護報酬の3割を減額して請求しなければならない
・象潟健成会に減額の認識がなく、満額を受け取っていた。
・定員を超えると加算できない報酬も受け取った。
・不正に受給した介護報酬は約1億5800万円に上る。

・秋田県は2023年2月17日付で、2つの施設に、6カ月間新たな利用者の受け入れの停止を求め、介護報酬を3割減らす行政処分を出した。
・象潟健成会は、不正に受給した全額を6月までに返還する予定で、小沢智樹事務長は「今後体制を見直し、法令順守を徹底したい」とコメントしている。