行政処分・消費者庁：大幸薬品に課徴金6億円「空間除菌」クレベリン　生活空間での効果の裏付けなし

2023年4月11日　行政処分（課徴金納付命令）　景品表示法違反（優良誤認）

・大幸薬品（大阪府吹田市）
・消費者庁は11日、大幸薬品（大阪府吹田市）に6億744万円の課徴金納付を命じた
・景品表示法違反（優良誤認）

・景品表示法における課徴金制度は、不当表示に伴う売上額の3%（最長3年分）を納付させる
・この課徴金制度は、2016年度に導入された
・今回の額6億744万円は過去最高
・これまでは、加熱式たばこの不当表示でフィリップモリスジャパンの5億5274万円

・消費者庁が表示の根拠を示す資料の提出を求めたところ、同社からは密閉空間での実験結果が提出された。
・しかし空気の流れなどがある通常の生活空間での効果の裏付けとは認められないと判断された。