2019年7月22日(介護殺人)
・2019年7月19日、鹿児島姶良市加治木町木田 無職 村岡清行 容疑者(66)を傷害致死の疑いで逮捕
・2019年7月17日ごろ、同居する妻の みどり さん(67)の頭や顔を平手で複数回叩くなどし、死亡させた疑い
・司法解剖の結果、みどりさんの死因は脳障害の疑い
・2019年7月18日未明、村岡容疑者が消防に「妻が呼吸をしていない」と119番通報
・救急隊員が心配停止状態のみどりさんを発見
・2019年7月16日午後、サンドイッチを食べないみどりさんに腹を立て、顔を平手で複数回たたく
・2019年7月17日の翌日朝もサンドイッチを食べず、また顔をたたく
・パチンコに出かけて帰宅すると意識がなく、死亡が確認された
・村岡容疑者「妻を叩いたことは間違いありません。後悔しています」
・妻のみどりさんは体が不自由で、デイサービスを利用しながら村岡容疑者が介護していた
・妻のみどりさんは、10年ほど前の2009年に脳梗塞で半身不随になり、介護が必要な状態だった
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・2019年7月22日、鹿児島地方検察庁に身柄を送検
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・2019年12月9日、鹿児島地裁で初公判
・村岡被告「全て認めます」
・検察側「介護が思うようにいかないときなどに暴力をふるっていて、長期間わたる悪質な犯行だ」
・弁護側「介護のストレスやコミュニケーションがとれなくなっていく妻を受け入れられなかった」
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・2019年12月12日
・鹿児島地方裁判所 岩田光生裁判長
・懲役5年の求刑に対し、懲役3年・執行猶予5年の有罪判決
・岩田裁判長「半身不随で抵抗できない被害者の顔を複数回たたき悪質だが、およそ9年半介護する中で、ストレスを募らせて犯行に至った点は同情の余地がある」