2022年8月9日 (火)配信 (医療事故)
山陽新聞
岡山県浅口市は8日、市健康福祉センター(同市鴨方町鴨方)で保管していた米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン2250回分を廃棄すると発表した。超低温冷凍庫内の温度が何らかの原因で上昇したためという。
市によると、7日午後5時20分ごろ、市職員が冷凍庫を確認した際、通電している様子がなく、警告音とともに庫内温度が20・3度と表示された。保存可能な8度を超えたら24時間以内に使用しなければならないが、すぐに使う予定がなく、廃棄を決めた。
2250回分は周辺の自治体から供給を受け、予約分の接種は予定通り行う。6日午後5時時点に冷凍庫内の温度を確認した際は正常だったといい、市健康推進課は「まずは原因究明を進め、再発防止に努めたい」としている。
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