2019年12月18日(事故)
・一般財団法人 大阪府結核予防会 大阪病院
・大阪府寝屋川市寝屋川公園2276-1
・約2年前、肺結核で入院の男性患者が入浴中の事故で死亡
・当直の医師は遺体を詳しく調べず、看護師から「肺結核の患者」と聞き、死亡診断書に「肺結核」と記載
・医師が死因を不正に「肺結核」として、医師法に基づく、24時間以内の異常死(事故死)の届け出を警察に提出せず
・男性は身寄りがなかったため、死亡確認の約3時間後に、遺体を葬祭業者に引き渡す
・死亡したのは、大阪府枚方 堂園輝雄さん(当時72)
・堂園さんは軽度の認知症を患っていた
・1人で入浴中に心肺停止の状態で見つかり、その後死亡を確認
・大阪病院では、この男性が入浴する際には看護師が10分から15分おきに異常がないか、確認することになっていた
・事故当日は、男性が入浴していることに気づかず、誰も確認をしていなかった
・大阪病院「堂園さんが一時、蘇生したため事故調査委員会を開かず、警察にも届け出なかった」
・大阪病院「事故死が疑われる時点で警察に届け出るべきだった」
・山本病院長「当時の対応は不十分だったと考えている。現在は組織的な改善に努めております」