2019年11月23日(医療事故)
・新潟県立新発田病院
・新潟県新発田市本町1-2-8
・膵臓がんの疑いがあった、新潟市の50歳代男性
・医師の異動に伴う引き継ぎ不足のため、精密検査の実施が遅れ、2019年10月中旬に膵臓がんで死亡
・2018年3月、心不全の治療のため、男性は他の病院からの紹介で新発田病院に入院
・紹介状には「膵腫瘍・膵炎の疑いで精密検査が必要」と書かれていた
・2018年4月に異動で主治医になった若手医師への引き継ぎが不十分
・専門診療科への相談も行われず、精密検査が実施されなかった
・2019年1月、休暇中の主治医に代わり、先輩医師が気づき検査し、臓がんが判明
・新発田病院「速やかに治療を始めていれば、がんの進行をある程度抑えられた可能性がある」
・塚田院長「ご家族、新潟県民のみなさまにおわびを申し上げます。こうしたことが二度とないよう対策に努めたい」