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2020/04/09 木曜日 | 指定取消・行政処分,虐待・身体拘束

虐待・行政処分:島根県松江市 地域密着型特別養護老人ホーム 30代男性介護士 懲戒解雇 3ヵ月間新規受入停止 介護報酬上限7割 行政処分

2020年4月8日(虐待・行政処分)

・地域密着型特別養護老人ホーム
・島根県松江市

・2020年4月8日、松江市は特別養護老人ホームに対して、新規受入れを3ヵ月間停止の行政処分
・また、介護報酬の請求上限を7割とする行政処分
・処分開始は2020年5月1日から

・2019年夏から2019年12月下旬にかけて、30代男性介護士が入所者に暴力や暴言を繰り返す
・複数の入所者に対して「殺すぞ」「くせえ」などの暴言
・70代女性の顔に肘打ちを加えるなどの暴力行為
・70代男性にも暴言を繰り返す

・他の職員から「部屋からたたく音がする」との訴えを受け、施設側がICレコーダーを設置
・2019年12月21日夜、女性の部屋のICレコーダーで虐待を確認
・2019年12月下旬、理事長の県会議員に報告し、その後、2020年12月26日に松江市に通報

・2020年2月6日付、男性介護士は懲戒解雇

・男性介護士「夜勤が続いてイライラしていた」

・理事長「利用者にご迷惑をおかけして非常に申し訳ない。再発防止策を考えることが自分の責任。職員の教育を徹底したい」

・社会福祉法人「職員が利用者の人権を尊重しない対応をしたことは大変申し訳ない。また、内部調査に時間がかかり、市への通報が遅くなったことを反省している」

・松江市介護保険課 課長「悪質な行為で、本来はすべての業務停止がふさわしいが、現在入所している方たちの負担なども考慮し、一部停止の処分とした」

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