2024年2月22日
・函館市の特別養護老人ホーム「恵楽園」では、認知症の入所者8人にベッドの柵やタオルで身体を縛るなどの身体拘束をしていた。
・施設を運営する「恵山恵愛会」の菅龍彦理事長は、身体拘束は虐待だとわかっていたが、短時間なら大丈夫だと思っていたと釈明した。家族の同意はなかった。
・身体拘束は2年以上続いていた可能性があり、被害者はもっといるかもしれない。スタッフ不足が理由だったという。
・身体拘束は法律で禁止されているが、施設は緊急性や本人や家族の理解を考慮していなかった。
・施設はおむつを見せたまま入所者を寝かせることもあったと認めた。人格尊重義務に反すると指摘されたが、必要だったと主張した。
・函館市は匿名の通報を受けて調査を始めた。施設は報告書を提出する予定だ。
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