2020年12月3日(不正請求・指定取消)
・介護老人保健施設
・秋田県男鹿市
・2020年12月3日、秋田県は介護老人保健施設に対し、常勤医師の勤務時間が基準を満たしていなかったため、介護報酬約2億4,100万円を不正受給したとして、施設開設許可を取り消す行政処分
・取消日は、2021年3月31日
・秋田県長寿社会課は情報提供を受けて、2020年6月に特別監査を実施、不正を確認
・基準では、常勤医師の勤務時間は1週間当たり32時間以上
・2018年2月~2020年6月まで、基準より短い1週間10数時間しか勤務していないことが判明
・算定できない療養食加算などを含めて、介護報酬を過大請求していた
・社会福祉法人「医師は施設外にいても電話で指示できればいいと思った」
・男鹿市と社会福祉法人で、返金について協議
・秋田県は刑事告訴を見送る方針
・介護老人保健施設には84人が入所しているが、今後、他の事業者に引き継ぐ方向で協議