2019年9月4日(窃盗・虐待)
・社会福祉法人
・福岡県久留米市
・理事長だった60代男性
・2019年1月、特別養護老人ホームに入所する認知症の90代女性の貯金口座から、480万円を法人名義口座に移動
・光熱費の流用や、外国債購入で法人に約2千万円の評価損失を与えたことも判明
・職員の一人が不審に思い、書類作成や事務長決裁などを求めたが男性は従わず、職員に口止め
・男性は2019年6月、理事長を辞任
・480万円は男性が返金済み
・2019年6月の理事会で問題が指摘された際、男性は「当時女性は体調がすぐれず、葬儀費用などの名目だった」と釈明
・男性は2010年、施設長だった法人運営のケアハウスで、入居者から光熱費として10年以上にわたって徴収した計約2千万円を流用し個人の借金返済
・男性は流用分の返済を続けているが、2018年度末時点で約1700万円の残債あり
・法人担当者「新たな理事と監事が就任し、問題は収束に向かっている」、刑事告訴・告発はしない方針