介護業界の様々な情報をまとめたデータベース

2024/07/31 水曜日 | 予防・未病

帯状疱疹ワクチンが認知症リスクを低減する可能性

2024年7月31日

・帯状疱疹ワクチンの接種で認知症リスクが低減する可能性があるとする研究結果が発表された。
・米国の成人の約98%が水ぼうそうにかかったことがあり、帯状疱疹を発症するリスクがある。
・ヘルペスウイルスの中には、脳内に潜んで免疫力が低下すると活動が活発になる種類があるとされている。
・2006年に初の帯状疱疹ワクチン「ゾスタバックス」が認可され、2017年には「シングリックス」が認可された。
・米疾病対策センターは、50歳以上の高齢者にシングリックスの接種を推奨している。
・研究チームはシングリックスを接種した数十万人の記録を調査し、別のワクチンを接種したグループとの認知症診断率を比較した。
・ネイチャー・メディシンに発表された研究では、シングリックスを接種した人の認知症リスクがゾスタバックスを接種した人より17%低いことが分かった。
・シングリックスを開発したGSKから報酬を受け取っている免疫学者がいるが、今回の調査にGSKは関与していないとされている。
・シングリックスを接種した高齢者の認知症リスクは、インフルエンザワクチン接種者より23%、混合ワクチン接種者より28%低いことが判明した。
・別の研究でも同様の結果が出ており、シングリックス接種者の認知症リスクが低いことが確認された。
・帯状疱疹ワクチンと認知症リスク低下の関係については、さらに詳しく調べる必要があると指摘されている。

介護データベース
介護業界の様々な情報をまとめたデータベース
医療アラウンド
医療業界の様々な情報をまとめたデータベース
お薬タイムズ
お薬の様々な情報をまとめたデータベース

パーソナルアシスト
医師求人、看護師求人、薬剤師求人 をはじめ医療人材ならパーソナルアシスト
補助金助成金情報
医療機関とその支援者のための情報サイト

PAGE TOP