2024年7月16日
・4月の介護報酬改定で訪問介護の基本報酬が約2%減額された。
・報酬は2カ月後に事業所に支払われるため、実際の影響は6月から出始めた。
・千葉県内で訪問介護事業所を運営する社会福祉法人千葉勤労者福祉会に現況を聞いた。
・報酬減額を知った5人の非常勤ヘルパーが退職し、法人介護部長はもどかしさを感じている。 ・ヘルパーは悪天候でも自転車で1日約5軒の利用者宅を訪問するが、報酬減額で賃金アップも期待できず、別法人の介護施設に転職した。
・法人は貴重な人材を失い、月約450時間の訪問分を埋めるため、所長やサービス管理責任者がヘルパー業務を増やして対応している。
・報酬改定前後で3.6%増収となったが、負担が増え、この状態は続かない。
・訪問介護のうち単価の高い「身体介護」の利用者を受けないと事業継続が難しくなった。
・利用者側も「生活援助」を受けられず、自費で民間サービスを使うしかなくなる。
・法人の訪問介護を受けている要介護2の根岸正昭さんは、ヘルパーの支援で歩けるようになり感謝している。
・訪問介護の役割を正当に評価した報酬が必要だと強調している。
介護データベース
介護業界の様々な情報をまとめたデータベース
医療アラウンド
医療業界の様々な情報をまとめたデータベース
お薬タイムズ
お薬の様々な情報をまとめたデータベース
パーソナルアシスト
医師求人、看護師求人、薬剤師求人 をはじめ医療人材ならパーソナルアシスト
補助金助成金情報
医療機関とその支援者のための情報サイト