2024年3月21日
・静岡市駿河区池田に、介護職員が運営する飲食店「おでん屋いっとく」がオープン。この店は、福祉の現場で働く人々が、地域コミュニティのための憩いの場を提供することを目的としている。
・店長の大井裕也氏を含む従業員は、日々の介護業務を通じて高齢者との交流を深め、多世代が集うコミュニティスペースを約3年の準備期間を経て実現させた。
・店の看板メニューである静岡おでんは、かつおだしの風味豊かな味わいが自慢。おでんの下準備には、介護施設の利用者がボランティアとして参加し、社会参加の喜びと自立支援を体験している。
・子どもたちに向けては、子ども食堂としての機能も果たし、未就学児には無料、小学生には300円でおでんセットを提供。また、「ドリームパスポート」を通じて子どもたちの夢を応援し、努力をスタンプで記録し、おでんと交換する仕組みを設けている。
・中学生以上の学生が皿洗いなどを手伝うと、無料で定食が提供されるなど、店は幅広い年代の人々が交流できる場となっている。大井店長は、将来的には学生や高齢者が子どもたちに学びを教える場としての機能拡張も視野に入れている。
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