2024年2月8日
・東洋大学福祉社会デザイン学部の高野龍昭教授が毎日新聞政治プレミアの取材に応じ、「ケアマネジャー(介護支援専門員、ケアマネ)と一般の介護職員との給与差が縮まって一部では逆転が起きており、ケアマネの待遇改善が急務だ」と指摘した。
・高野氏は自身もケアマネの経験があり、「ケアマネは管理職的な仕事で責任も重い重要な業務を担うので給与水準も高い。基本的には夜勤もない。そのため、介護職員が目指してきた経緯があります。ところが、もともとの待遇が比較的良かったために、かえって待遇改善が遅れました」と述べた。
・「わずかな給与差だったらわざわざ勉強をして試験や研修を受け、責任も重い仕事をやる理由がないということでケアマネを志望する人が減っています」と高野氏は説明する。
・「実際にはケアマネは高齢者にとって家族以上に頼りになる存在になっています。政策サイド・行政サイドで考えられている以上に、地域の頼みの綱になっています」と高野氏は語った。
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