介護現場でのデジタル技術導入、1年3カ月の実証実験結果
2024年1月27日
・広島・廿日市市のサービス付き高齢者向け住宅「さくらす大野」で、デジタル技術を活用した介護見守りシステム「まもる~の」の実証実験が1年3カ月にわたり行われた。ジップケアが開発したこのシステムは、エアバッグの振動で体動・呼吸・脈拍を計測し、室温や湿度、照度、気圧も測定して居室環境を把握するものだ。
・システムはプライバシーを確保しつつ、入居者の安否確認を支援。施設職員が部屋に行かなくても、入居者のベッド上での状態や夜勤者の負担軽減に寄与した。
・夜勤者の精神的な負担が軽減され、施設スタッフ同士のコミュニケーションが活発になり、仕事へのモチベーション向上も実感された。アンケート調査では、デジタル技術の導入が介護職員の働き方ややりがいにポジティブな影響を与えたことが示唆された。
・今後、介護業界の人手不足に対応するため、デジタル技術の活用が求められている。
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