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2024/01/24 水曜日 | プロジェクト

介護現場のデジタルトランスフォーメーションに関する報道

介護現場のデジタルトランスフォーメーションに関する報道

2024年1月24日

・ 廿日市市のサービス付き高齢者向け住宅「さくらす大野」では、ジップケアが開発した介護見守りシステム「まもる~の」が導入され、高齢者を見守る最新機器の効果が検証された。

・ 実証実験は2022年6月に始まり、施設の入居者10人の部屋にエアバッグや各種センサーが設置された。これにより、部屋の環境や入居者の動静データがリアルタイムに無線で管理用パソコンやスマートフォンに送られる仕組みだ。

・ さくらす大野が「まもるーの」のシステムを導入した背景には、サービス付き高齢者住宅における課題がった。プライベート空間は確保できるものの、お部屋の中での入居者の様子が見えないことが不安となり、夜勤を担当する職員の負担が高まっていた。

・ さくらす大野では、平均年齢89.1歳の43人の入居者が生活しており、4人に1人は認知症を患っている。施設内では、日中は2人の職員で対応し、夜間は一人の職員が夜勤に当たっている。

・ 「まもるーの」の導入により、入居者の部屋の気温や湿度、ベッド上での活動状況、睡眠状態などが色で表示され、職員は部屋に行かなくても入居者の状態を確認できる。このシステムは導入から4か月で、施設内での職員ミーティングが活発に行われている。

・ 1年3か月にわたる実証実験の結果、見守り機器の導入により、職員同士のコミュニケーションが活発化し、仕事に対するモチベーションが向上したことがアンケート調査で確認された。専門家のコメントによれば、介護の業務量を減らすことで仕事の質を向上させる効果がある。

 

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