障害児施設の看護師、重症心身障害児者に対する身体的虐待が認定
2024年1月18日
・ 愛知県済生会は18日、同法人勤務の40代女性看護師が重症心身障害児者に対し、鼻から流動食を流し込んでいた行為が身体的虐待と認定されたと発表。法人は「誤嚥性肺炎を引き起こす可能性が高い行為だった」と謝罪。
・ 愛知県三河青い鳥医療療育センターを管理する同法人によれば、女性看護師は2022年5月以降、同センターの40代女性入所者に対して少なくとも4回にわたり、鼻からパンがゆやさゆなどをスプーンで摂取させていた。
・ 女性入所者は自分で体を動かせず、食事をのみ込むことができない状態だった。看護師はセンターの聞き取りに対して、「たまたま鼻から入ったときに苦しそうではなかったので、鼻からの方が(女性入所者にとっても)楽だと思った」と述べている。
・ 女性看護師は他にも別の入所者の顔を平手でたたき、排尿を促すために腹部を拳でたたいていたことも判明し、岡崎市は昨年6月にこれらの行為を身体的虐待と認定した。
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