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2024/01/19 金曜日 | プロジェクト

宜野湾市、認知症対策としてICT活用した見守りシステム導入

宜野湾市、認知症対策としてICT活用した見守りシステム導入

2024年1月18日

・ 2025年には日本で高齢者の約20%が認知症になるという国の推計が示され、認知症による行方不明のケースが全国で増加している。徳島県宜野湾市では、認知症の当事者を見守るためにICTを活用した取り組みが進められている。

・ 去年、県内で認知症やその疑いが原因で行方不明になった人は90人に上る。家族や関係者が探してほとんどが発見に至ったが、死亡が確認されたケースや行方不明のままとなっている人も少なくない。

・ 宜野湾市では、高齢者の5人に1人が認知症となる時代において、認知症の当事者を見守るために「ミマモライド」と呼ばれるシステムが導入された。これは、自動販売機に取り付けられたセンサーが認知症の人の動きを検知し、スマートフォンを通じて利用者の家族に通知する仕組みである。

・ 沖縄コカ・コーラボトリングが宜野湾市の事業に協力し、市内にある21台の自動販売機にミマモライドを取り付けた。このシステムには専用のタグがあり、これが近くに検知センサーを持つ自動販売機に接近すると通知が行われ、認知症の人が見守れる範囲が広がる。

・ ミマモライドは自動販売機だけでなく、市の公用車や公共施設などにも設置され、現在までに72か所に拡大されている。最終的には市内250か所にセンサーを設置し、官民が協力して認知症の当事者やその家族が安心して生活できる地域を目指す。

 

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