感染症・災害への備え、介護施設にBCP策定が義務付け
2024年1月11日
・ 今年4月から、感染症や災害の発生に備える「業務継続計画(BCP)」の策定が全ての介護施設・事業所に義務付けられ、その準備のための経過措置もいよいよ3月末で終了する。
・ 厚生労働省は今月17日から、介護事業者向けのBCP策定オンラインセミナーを開催する。各サービスごとにピンポイントでノウハウを得られるように、参加は無料で入所系、通所系、訪問系、居宅介護支援などが対象となっている。
・ セミナーは、「BCP策定」と「BCP訓練」の2つのコースがあり、前者では厚労省のひな形を用いたBCPの基礎的な作り方を学べる。一方で後者では感染症・災害のシナリオに基づいた机上訓練を行い、BCPの不足点などを確認できる。各コースは単独での参加も可能。
・ 日程は複数用意されているが、各回の定員は5000人で、先着順となっている。希望者は1施設・事業者で代表1名、1回のみの申し込みが必要であり、早めに申し込むことが求められている。セミナーの詳細と参加申し込みは専用ウェブサイトから行うことができる。
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