- 厚生労働省、新型コロナワクチン接種方針の変更を了承
2023年11月22日・ 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会と同分科会予防接種基本方針部会が開催され、2023年度末に「特例臨時接種」を終了し、2024年度以降は、65歳以上の高齢者を対象に「定期接種」として実施する方針を了承した。60~64歳の基礎疾患を有する人には重症化予防を目的とした接種も行うことが検討される。
・ 2024年度以降の新型コロナワクチン接種は、個人の重症化予防を主な目的とし、予防接種法のB類疾病と位置付け、秋冬に年1回行われる定期接種として位置付けられる。ワクチンのウイルス株は、流行の主流な株や有効性に基づいて選定され、毎年見直される見通し。
・ 2024年度以降は、新型コロナワクチンは一般流通され、定期接種の対象者以外でも任意接種が可能となるが、ワクチン価格は未定。
・ 分科会の一部からは、自己負担の増加による接種の難しさや経済的負担に関する懸念が提起され、安心して接種を受けられるよう、国費などの支援による接種費用の軽減が求められた。介護業界の様々な情報をまとめたデータベース
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