2023年4月5日(感染)
・介護事業所などが加盟する山梨県民主医療機関連合会=山梨民医連の調査
・県内の高齢者が入居する介護事業所の7割以上でクラスターが起き、感染者は施設内で療養していた
・去年4月以降の新型コロナの影響について、今年2月~3月にかけて県内の介護事業所を対象にアンケート
・アンケートには30.2%にあたる124の事業所から回答があった
・結果によると、クラスターが起きた事業所はデイサービスなどの通所系事業所では半数近い15件
・特別養護老人ホームなど高齢者が入居する介護事業所では74%に上る25件
・このうちすべての事業所で感染者は施設内で療養していた。
・訪問介護などの訪問系事業所のうち67%にあたる16件感は染者の自宅を訪問していた
・7割以上が、去年4月~今年1月までの検査費や人件費などの負担が増え、経営に影響があったと回答
・費用が300万円以上増加した事業所もあった
・山梨民医連は「新型コロナが5類になってもクラスターが起きるおそれがあるため、医療や介護の現場では引き続き高い緊張感を持ち、国や県はこれまでの経験を生かして備えてほしい」としている